Fedora 17 RC3をインストール

実はこれを書いているときにはRC4が出ていたり…orz


2760Pにリナックスを入れて、ペンで描けるのか?というのと、研究で使うソフトの実験台になって貰うために、
Fedoraを入れました。
加えて、どうせならってことでRC版をインストール。


Wiindowsと同じディスクにインストールするのは怖かったので、32GBのSDカードにFedora 17をインストールすることにしました。
(ちなみにFedora 16やUbuntu 12.04ではなぜか上手くいきませんでした。Ubuntuの場合はUSBメモリにはインストールすることが可能でした)

Amazonに書かれている商品名の書き方を流用すると、
Sandisk Extreme SDHC 32GB HD Video Class10 45MB/s x200 UHS-1対応 海外輸入パッケージ品
です。
いまなら3000円前後で買えるみたいです。
この程度の読み書き速度なら、特に不満無く操作できます。
(ランダムアクセスが大きく劣るUSBメモリやSDカードでは動作がワンテンポ遅れる感じです)


インストールはUSBメモリに書き込んだLiveメディアから行いました。
アプリケーションなどは、予め書いておいたbashファイルを実行させて、必要なものを自動インストールしました。
なお、タッチパネルやタブレットペンによる位置補正は不要なほど正確です。(もちろん、指やペンにデフォルトで対応しています。筆圧も対応しています)


以下は自分なりの初期設定からの変更点のまとめ
・システム設定→地域と言語設定で、日本語を「+」で追加し、再ログイン
・システム設定→ユニバーサルアクセスの設定→文字サイズを「小」に変更
・システム設定→ユーザーアカウント→ロック解除→自動ログインを「オン」に変更→ロック
・システム設定→詳細→規定のアプリケーションを変更
(以下はGnome-Shell Extensionをインストールしている必要あり)
・高度な設定→Gnomeシェル上に日付表示
・Arrangement of buttons on the title barを「ALL」に変更(最小化、最大化、閉じるボタンが出ます)
Alternative Status Menu拡張機能を「オン」に変更(右上の名前を押すと、電源オフのメニューが出てきます)
・Laptop lid close action on batteryを「Nothing」に変更
・Have file manager handle the desktop(デスクトップにアイコンが出現します)
(以下はCairo-Dockをインストールしている必要あり)
・システム設定→詳細→グラフィックでフォールバックにして再ログインし、左上のアプリケーションメニューからCairo-Dockにアプリを登録
(以下はMozcをインストールしている必要あり)
iBusアイコンを右クリック→設定→キーボードショートカットの切り替えの欄を「Zenkaku_Hankaku」に変更し、適用を押す


上述の2つを詳述すると、
まず一点目はCairoDockはGnome3標準になっていると、アクティビティ画面からドックに登録できません。
※初期にインストールされたソフトは登録できるのですが、自分で入れたソフト(Google Chromeなど)はなぜか登録できず怒られます。
なので、強制フォールバックモードに入って、以前の表示スタイルにして、アプリケーションメニューからドラッグして登録します。
(別のドック系ソフトだったらこんな作業は不要だった気が…)
二点目は、日本語と英語の切り替えがCtrl + Spaceを押さないと切り替えが出来なく、不便なので、全角/半角キーに切り替える方法です。


だいたいこんなもんかな…。
思ったより安定してしっかり動いているので、満足です。動作もサクサク。


デスクトップはこんな感じ

だいぶマシになった…


アクティビティ画面はこんな感じ

もうだいぶ慣れた( ´∀`)
というか、どうも最近Windowsでもこの挙動を期待してしまう…


最後にXournal

しっかりとペンで書くことができ、筆圧にも対応していました。
上図のように、直線を引いたり、○や□を綺麗に描くことや、消しゴム機能も完備しています。
あとは範囲選択と、Journalとの互換ができれば良いのですが…