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もうFedora 16が出るじゃん!!
っていう時期にあえてFedora 15を導入しました。
■SSDにWindows、HDDにFedoraを入れる■
前にUSBメモリに入れたけど、うまく起動しないことが多いので、直接HDDに入れることにしました。
SSDにWindows 7が入っていて容量を占領しているため、HDDにFedoraをインストールします。
注意しないといけないのが、MBRを書き換えてしまわないように、Fedoraをインストールした頭のところにGrubをインストールします。
↑下側を選ぶ(前の日の画像をそのまま流用しちゃってるので、仮想上のSSになってます)
■MBRはWindowsのブートローダで■
今回はMBRをWindows Boot Managerにしつつ、チェーンブートでGrubを起動する方法でインストールします。
普通に入れて、MBR(Master Boot Record)をGrubに書き換えてもいいんだけど、
そうしちゃうと、すっきり!!デフラグとかで入れた予定がうまく実行されなかったりした経験があるので、
極力Windowsのブートローダを残す方法にします。
(あとはMBRがGrubのときに、Windowsの領域(=NTFS)を消すと修復困難なことになった)
(ああ、このことは別の機会に書いておくとします(主に同じ失敗をしそうな将来の自分のため(´・ω・`)))
■デュアルブートのための作業■
基本的にはコチラを参考にしました。
- taka8aru: WindowsのブートローダーでLinuxとデュアルブートする方法 - Ubuntu 9.10, Grub 2の場合
- http://taka8aru.blogspot.com/2010/01/windowslinux-ubuntu-109-grub-2.html
まずGrub4Dos(grub4dos-0.4.4.zip)をダウンロードします。
- GRUB4DOS and WINGRUB プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
- http://sourceforge.jp/projects/sfnet_grub4dos/
圧縮ファイル中のgrldrとgrldr.mbrとmenu.lstをCドライブのルートにコピー。
続いてコマンドプロンプトを管理者として実行して、
とすると、識別IDが出てくるので、コピー。{〜〜〜〜}って感じの。
あとは
- bcdedit /set {〜〜〜〜} device partition=C:
- bcdedit /set {〜〜〜〜} path \grldr.mbr
- bcdedit /displayorder {〜〜〜〜} /addlast
とすればOK
■SSDとHDD構成のときのmenu.lstの書き換え■
あとはmenu.lstを書き換えます。
ここまでは上のサイトと同じなのですが、2台目のHDD(正確には一台目はSSDだけど)にチェーンブートするときに
- title Fedora 15
- makeactive
- root (hd0,2)
- chainloader+1
とかにしてると、次のようなエラーが起きました。
- Booting command-list
- Filesystem type is ext2fs, partition type 0x03
- Partition (hd1,1) was already active.
- Geom Error
どどど、どうすんの…って感じで焦ったけど、がむしゃらに調べて色々試したら次のような設定でいけました。
- title Fedora 15
- root (hd0,2)
- map (hd0) (hd1)
- map (hd1) (hd0)
- chainloader (hd1,1)+1
この構成では、0番目(一台目)のSSDの、2番目(3つめのパーティション)にWindows7が入っていて、
1番目(2台目)のHDDの、1番目(2つめのパーティション)にFedoraが入っている状態です。
■環境・セットアップ■
メモがてら、最初に行ったこととか。
- ホームディレクトリのフォルダ名を日本語から英語に変更する
$LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
Don't ask me againにチェックを入れて、Update Names
これをやっておくと、端末でディレクトリの位置を行き来するのが楽になります。
- 最速サーバーからインストールする
#yum install yum-fastestmirror
なぜかインストール時に入れられなかったような…気がするので、わざわざ入れます(CentOSだと最初から入れられた気がする)。
- プロクシなど
・端末上
export http_proxy=〜〜
・yum
#vi /etc/yum.conf
で開いて、
proxy=〜〜
を追加する
まず適当なFlashを使用したページを見る(Youtubeとか)。
促されるまま誘導されて、インストールするも失敗する。
その後、手動で64ビット版の圧縮ファイルをダウンロードする。
解凍すると、”libflashplayer.so”というファイルが作られるので、これを、スーパーユーザーで”/usr/lib64/mozilla/plugins”へコピーする。
# rpm -ivh http://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-stable.noarch.rpm
# yum install vlc
- Mozc(Google日本語入力)
# yum install mozc
# yum install ibus-mozc
その後ibusを再起動(右上のアイコンから)→ ibusのアイコンを右クリック → 設定 → インプリットメソッド → インプリットメソッドの選択 → 日本語 → Mozc → 追加 → 順番変更(またはAnthyの削除)
RPMがあったような…(yum install skypeでは入らなかった(Fedora14では入った気がする))。
とりあえず下記URLからFedora13+のところにあるRPMをダウンロードして、ダブルクリックで入る模様
http://www.skype.com/intl/en/get-skype/on-your-computer/linux/
# rpm -ivh http://linuxdownload.adobe.com/adobe-release/adobe-release-i386-1.0-1.noarch.rpm
# rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-adobe-linux
# yum install AdobeReader_jpn
- キャビネットファイルの解凍
# yum install cabextract
- RasMol
SourceForgeのOpenRasMolプロジェクト(http://sourceforge.jp/projects/sfnet_openrasmol/)より
RasMol_2_7_4_2_gcc_4_2_3_i686_10Apr08a.tar.gz
をダウンロードしてきて、解凍したのち、rasmol_install.shを実行。
rpmファイルをダウンロードして、ダブルクリックで実行するだけ
- ViewNior(縮小時にきれいに表示されて、個人的に使いやすかったビューア)
# yum install viewnior